9月支援メンバーは 内田、歳原、川島、柳川、盛と歳原君の従弟の康平君の6名で行ってまいりました! 朝6時にオリエントさんから小島工業の小島社長と伊藤さんも集まり、2tトラック1台とバン2台の3台体制で出発しました。 現地に到着したのは午後2時過ぎ 空は抜けるような青空で雄勝の海は澄み渡っていました まず驚いたのは、海岸線が地盤沈下の影響で港の船着き場がすべて海に沈んでいたことです。 満潮になると道路まで水がかぶってしまうようで海岸線には土嚢が積み重なっていました 石巻市役所雄勝支所の千葉さんへ挨拶に伺い、今回作業する現場に案内してもらいました。 現場は雄勝湾の北側に位置する大浜地区というところでした 一見ただの草むらと思いましたが、よく見ると人の背丈ほどの草の下には家の基礎部分があり、そこが住宅街であった事がわかりました。 津波の映像を見てはいましたが、実際に現地に立ってみると津波の恐ろしさが実感として感じられました。 翌日から作業開始です 今回の作業は道路の側溝に溜まったヘドロを取り除き、雨が降っても道路に水が流れないようにする事でした。 早速重機を使って側溝の蓋(これが重たかったです><)を外してスコップを使い泥を取り除いていきました 天気も良いので作業はスムーズにいきましたが、とにかく暑い! みんなへばってきた頃に、近所でホタテ養殖再開に向けて浮きの修理等をしている方から冷たい飲み物の差し入れを頂きました、少しお話を聞くと養殖を再開するにも船を着ける場所もなく作業場もまだできていないとの事で、簡単には復興出来ないんだと思いました。 差し入れのおかげか作業は順調に捗り午後には綺麗になりました。 足りない側溝の蓋も草むらの中から見つけて元通りにできました 本日の作業はここまでにして市内にある宿へ戻りました。 お風呂が気持ちよかったです^^ その日は全員爆睡で翌朝はみんなの携帯電話の目覚まし音が響いて大合唱となっていましたw この日の作業は当社もご支援させて頂いていますが、牡蠣の養殖を再開されている成澤さんの所へ行き、船で牡蠣養殖の見学をさせてもらいました。 成澤さんです。 海の男らしく真っ黒に日焼けしていてかっこいいです 見学のあと、作業場を再建する予定の場所の瓦礫処理や草むしりをしました 来年の収穫に向けてこの場所に出荷作業場を作るとの事でした。 今回のボランティアで感じた事は、瓦礫の撤去はもう個人レベルではどうにもならない様な場所しかなく大型の重機などを使ってのプロの作業になるという事、壊れた住宅の撤去や取り壊し等は個人レベルでは出来ません。 そしてこれからの支援とは復興に向けての具体的なお手伝いでになるんだという事です。 今回の成澤さんの様に元の生活に戻ろうとしている方々への支援が必要になるんだと思いました。 個人的にも被災地の現状を肌で感じる事ができ、貴重な経験となりました 是非また現地へ行って、できる限りの事をしたいと思います。 writer 企画課 内田 知己